上履きのお手入れ方法について

地域や学校によっては新学期の開始が遅くなったりとお子様もご両親も大変な時期かとおもいます。
今回はこのご時世、より一層洗う頻度も増しそうな上履きのお手入についてです。

 

わたしたちが取り扱っている上履きはドイツの子ども靴メーカーであるダウムリング社と共同で製作したオリジナル商品になります。


市販の上履きに比べると作りが靴に近く、洗う際には何点か気をつけていただきたいことがあるため、今回こちらにまとめさせていただきます。

上履きの画像

 ★写真は向かって右が「25221」左が「39071」になります

 

当店のオリジナルの上履きは「39071」と「25221」の2種類がありますが、どちらのタイプもこの記事で紹介している方法で洗っていただけますので参考にしていただければと思います。

 

【上履きのお手入れ方法】

  1. 洗う際は必ず中敷きを外す
  2. 中まで水を通さずに、洗剤(*1)とスポンジ(*2)で外側の汚れをこすって洗う
  3. よくすすいでから陰干しをする

(*1 上履き本体は洗えるように合皮とテキスタイルを使用しているため、靴用の洗剤や中性洗剤であらっていただいて問題ありません)
(*2 スポンジではなくたわしで洗っても問題はありませんが強くこすりすぎると表面が毛羽立ったり毛玉のようになります)

 

中敷きを外した上履きの写真

 

この際にぜひ気をつけていただきたいのが

●中敷は必ず外して洗う

●浸け置き洗いは避ける

●靴の内部はなるべく濡らさないようにする

ということです。

 

中敷は汗をよく吸い取る、ナチュラルな革を使用しているため水にぬれると革が縮んだり、硬くなってしまいます。
履いた時の感触が悪くなってしまうため、濡れないよう外して洗ってください。
また、浸け置き洗いは上履きの製法上、底が剥がれる原因となりますので避けてください。

 

靴のお手入れの記事でも触れていたので、ご存知の方も多いかもしれませんが、
「子どもの汗を吸うよう内側が非常に吸湿性が良く作られている」という事と
「洗う際に内側まで完全に水につかってしまうとなかなか乾かない」という点は靴と同じです。

 

そのため、内部が湿ったままはいてしまうと型崩れの原因となってしまいます。
フィット感を維持するためにも、上履きも内部はなるべく濡らさないように洗っていただければと思います。

 

長くなりましたが、上履きのお手入れ方法と注意点は以上になります。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。

 

運動会や修学旅行といった行事も以前のようには開催できないような状況がつづきますが、子どもたちが安心して学校生活を送れる日常が早く戻ってほしいなと願うばかりです。

 

私たちスタッフもより一層安全に配慮して頑張ります。
みなさまも、お体にお気をつけてお過ごしください。 

 

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私たちの上履きに対する思いやそれぞれの製品の特長、開発エピソードなどをこちらの
▶「上履き」への思いと、オリジナル商品製作にいたるまで
という記事にて、ご紹介しています。
こちらも合わせて読んでいただけたら嬉しいです!

 


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