ミラノでの仕事を終えて次に向かったのはパラビアーゴ。
MICAMが開催されたミラノから近郊行きの列車に乗って30分ほど。
パラビアーゴにあるthierry rabotinでのミーティングも今回の大切な仕事の一つでした。
パラビアーゴは高級婦人靴の工場が世界で一番多い街と言われ、名だたるブランドの工場がひしめきあっています。
今までも数回訪れていますが、工場の2階にあるオフィスでのミーティングは回を追うごとに彼等と親密になっている感じがします。
チーフデザイナーのMassimo氏、代表のKarl氏と一緒に。
2019年秋よりスタートした私たちの新しいプロジェクトも新しいデザインを増やし、ファッションブランドのように皆で「仮合わせ」からの修正や提案を出し合います。
まず自分で履いて確認。
その後にモデルさんに履いてもらって再度確認。
チーフデザイナーであるMassimoと2人で地面に座って新しい線を引き、
そのあとに革を考える・・・・
thierry rabotinは100%Made in Italy。
特別なサンプルも工場ですぐに制作することが出来る素晴らしい環境は驚くほど贅沢に感じます。
非常に集中しているので時間の経過を忘れるほど。
皆で思いつくアイデアは不思議と同じことも多く、英語、日本語、イタリア語が混じってとてもカオスな・・
毎回、靴、歴史、美術、ファッションなど様々なインスピレーションを交換する貴重な時間です。
今回も次のアイデアにつなげる宿題を作り、thierry rabotinの革の反物を見ながら少し作業をして今回のオフィスでの仕事は終わりに。
今後も特別な仕事と靴を作れるようにとお互いねぎらいながら遅いランチをして駅で解散しました。
thierry rabotin × ORTHOFITSの新しいプロジェクト
どうぞご期待ください!!