私たちが海外へ仕入れに行き、取り扱い続けているイタリアのthierryrabotin(ティエリーラボタン)
代表のKarl氏が昨年来日したことから、thierryrabotin × ORTHOFITSの新しいプロジェクトが始動しました。
大ファンであるラグビーのワールドカップに合わせ、
来日の際に初めて私たちの店と、視察を兼ねて国内を周遊されました。
そして帰国前に再度、ミーティングをしないか?とKarl氏からお話がありました。
「日本国内には様々な靴があるが、もっと良い革でもっと雰囲気良く。
履きやすい靴があってもいいのでは?」と、色々と見て周られえて考えたそうです。
オートフィッツを見て、アイデアが閃き!
そのアイデアを実現するパートナーとして是非協力して欲しいと強い熱意を話してくださいました。
特に当店には私たちも含めてThierryrabotin中毒になっているお客様もたくさん!!
今までのthierryrabotinとのパートナーシップと
私たちの実際の店内を見て、トータルで実感してくださったのかもしれません。
それから…
Karl氏帰国後すぐにこの新しい企画は始動。
昨年11月末には最終サンプルの計画のために
イタリア、パラビアーゴにあるThieryRabotin本社にてミーティングに参加しました。
Karl氏はもちろんチーフデザイナーのMassimo氏や
Karl氏の息子さんで次期代表のAndreas氏、
Karl氏の奥様でもありパラビアーゴはもちろん、
イタリアの靴業界でも非常に意見力があるGiovvannaさん。
CoutureシリーズのデザイナーであるNancyさんもアメリカから参加。
(彼女はNYCのラボタンショップでも接客をされています!)
それから私たちがもう10年以上も親しくしている、
ディレクターでもあるBernard氏もフランスから参加。
そこでKarl氏から新しいブランドの名称「X」や、
最終サンプルに向けての素材の提案など・・・
「X」とは今までに無い新しいラボタンからの提案を意味しています。
デザイン画を見ながら、革を考え。どう良い靴にするのか?更に詰めるミーティングをしました。
丸々2日間ついやし・・・
朝から晩までとは大げさですが(笑)
朝から夕方まで、
もちろんランチやディナーの時もビッチリ靴の話・・・
2日目の夕方に解放されたときは、やり切った感が凄かったです。
その後、翌年2月にMICAMでの商品紹介を経て、
その多数のサンプルの中でも当店にマッチングする靴をセレクトしました。
オートフィッツが参加したブランドが
ミラノで開催される展示会「MICAM」の会場で棚に並んでいること。
これは非常に感動・・・
というかそれ以上にちゃんと商品として完成した事の安堵の気持ちでいっぱいでした。
世に出せる靴になったんだなーっと。
ですが・・
その後、MICAMから帰国後に新型コロナがヨーロッパでも大きな問題となり、
イタリアはロックダウン・・
一時はもう秋冬に入荷するのは厳しいのでは?と心苦しい気持ちにもなりました。
先日のBlogにも書きましたが、最終的には彼らの底力で乗り切って秋冬商品も無事に入荷し、
素晴らしいクオリティの靴たちが今、店内に並んでおります!!
始まったばかりの「X」シリーズ。
▼今重要視されている「サステナブル」を取り入れ、
季節ごとの提案ではなく、長く使用できる靴をイメージ。
▼通常のThierryrabotin と同様の上質な革を外にも内側にも使用。
▼地面の硬さを和らげる感触が良い底材
▼ 靴中からもサポートできるフットベット(インソール)
▼足をしっかり支える後足部の構造。
「thieryrabotin × オートフィッツ」からの新しい提案
「X」を店頭で、またはオンラインでも是非お試しください!!
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