蒸し暑さも落ち着き、やっとブーツが楽しめる季節がやってきました!
今回は、あたたかくて履きやすい、KIDSブーツのご紹介です。
当店で取り扱っているKIDSブーツは可愛いだけではなく
・上質なウールを使っているので汗をきちんと吸ってくれる
・運動靴とおなじようにきちんと動ける
・防水機能があるので長靴いらずで雨や雪が降っても安心
という機能面での良さがあります。
特に足が冷えるというお子さんにとって、一番大切なのは「汗はきちんと吸ってくれる」という事です。
冬でも人間の足は汗をかくので、たとえ保温性があっても吸湿性が無い素材を使ってしまうと自分の汗のせいで余計に足が冷えてしまうのです。
靴の内側は子どもの汗をきちんと吸うように上質なウールがつかわれています
またふたつめの、「運動靴とおなじようにきちんと動ける」というのはあたりまえでは?と思われるかもしれませんが日本では子供用のブーツはあくまでおしゃれ用として売られているものが多いのも現実です。
ファスナーもベルトもないブーツを引きずって歩くお子さんを見かけることもありますし、大体の学校や保育園でブーツが禁止されているのも「ブーツ=運動できない靴」というイメージが定着しているからだともいえます。
ダウムリング:ベビータイプブーツは2本の折り返しベルトでさらにしっかりと足にフィットする作りです
実はヨーロッパでは、冬は子どもも運動靴ではなくブーツで過ごすことが多く見られます!
学校の体育や公園で元気に遊ぶときにも普通にロングブーツを履いていたりします。
写真は当店のスタッフがドイツのカールスルーエへ買付に行った際に撮影したものですが、買付を担当しているマネージャーによると「集団で移動している小学生たちがブーツを履いている、というのはよく見かける光景」とのこと!
もちろんヨーロッパにも運動には適さないおしゃれ用のKIDSブーツというものもありますが、ブーツはどちらかというと実用品なのです。
今回ご紹介したダウムリングのブーツは、子どもが動きやすいように筒の部分は固すぎない素材をつかい、かかとにはしっかりとしたカウンターが入っているので、幅が細いお子様でも靴と同じようにしっかり履けます。
幅が細いお子様だとどうしても「危なくて長靴が履けない」という事も多いと思いますが、ダウムリングのブーツなら走っても踵が脱げることはありません。
一方で運動するのに問題はなくても旅行ならともかく、ブーツで登校するのは難しい、という学校や保育園も多いことと思います。
そのため、当店ではお子様が普段使いしやすいミドルカットタイプの防水の靴もご用意しています。
見た目もスニーカーと変わらないため、通園や通学でも使っていただきやすいデザインとなっています。
こちらのタイプは丈が短くウールもありませんが、くるぶしが覆われるだけでも暖かさが全然違うので「足が冷えやすい」というお子様にはぜひ一度試して頂きたいです。
長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。
丈が長いタイプのKIDSブーツは意外と「ファッションの靴」と誤解されがちで「防水だったんだ!」と驚かれることが多いので、きちんと防水で雪が降るヨーロッパでも機能的な実用品として選ばれる靴だということを知ってもらいたいなと思い今回の記事をかかせていただきました。
私自身、足が冷えやすくDaumlingのロングブーツには助けられたので、「良さが知られていないのはもったいない!」とついつい紹介にも熱が入ってしまいましたが、スニーカータイプの防水の靴もありますので、お子様のライフスタイルに合った快適で暖かい靴選びの選択肢のひとつになればな…と思います。
また、なるべくサイズはそろえるようにしているのですが、ウール付のタイプのブーツは季節商品で数が限られるため、気になる方はぜひお早めにお声がけください!